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創意と活力に満ちた第38回全国ばら切花研究大会がここ佐賀県に全国各地から300名近い日ばら会員並びに関係者の皆様が一堂に会し、盛大に開催できますことに心から感謝御礼申し上げます。
開催に当たり、佐賀県支部の皆様のご苦労と県当局関係機関の多大のご協力を頂きましたこと厚<御礼申し上げます。
今の日本のばら生産は正念場を迎えていると言っても過言ではありません。消費が伸び悩み、ばらの市場価格の低迷や輸入ばらが増大する中で生産コストは上昇する一方であります。
特に近年の重油価格の高騰には目を疑いたくなります。
栽培から流通・販売に至るまでの様々な環境変化のなかで、これまでと違った需要の変化に応じた生産・販売が必要であり、これからの国際競争に生き残る創意工夫と経営感覚を磨きながら、転換点を迎えたばら生産の新たな方向を見定める大会とし、テーマを「新しいばら栽培の未来」としました。
今までの豊富な経験をもとに将来に向けての展望を考える事は、大変価値ある研究大会だと思います。
この大会が日本の新しいばら生産のスタートになることを祈念して挨拶といたします。
日本ばら切花協会 杉本 重幸 |
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「農業に 光で明かりを!」
講師 (株)鶴見花き 専務取締役 増田富洋 氏 |
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「ヒートポンプを利用した環境制御事例」
講師 佐賀県農業技術防除センター 専門技術員 迎 秀隆 氏 |
二日目の日程では、
Aコース:太良地区 ファインローズ バラ圃場3箇所程度
Bコース:唐津地区 鶴田、近藤圃場 (土耕栽培 ソーラーローズシステム方式)を中心に2箇所程度
Cコース:多久、佐賀地区 松尾、鬼崎圃場、佐賀県農業試験場 (アクアフォーム培地、LED実証圃、モミガラくん炭培地関連)
の3コースに分かれ現地視察を行いました。 |