技術・品種管理特別委員会(第1回)

日時9月24日(金)  15:00〜17:00

場所 三重県鳥羽市答志島(山幸園)

品種管理委員会

 会員育種(現在登録中23名)会員の皆様に聞き取り調査の報告

 聞き取り調査アンケート参照

 現在ばら業界も大変難しい状況下にあり消費も多様化で会員の悩みはつのる一方です。

ばら業界に於いては、品種が経営に大きく左右します。業者に提供される品種には日本の独自性がなく栽培においても多々問題があります。日本の独自性を表現するには日本においての育種が重要と思われます。その観点より今年2月より会員育種の調査、動向を調べてきました。会員育種の皆様の考え方、現状の把握、作出した品種等々の意見交換を行ないました。

 現状把握を元に次回は、会員育種者との直接の意見交換を行い日ばら会員の為の育種を検討したいとのことでした。

 

技術管理特別委員会

 ハイラック栽培法(特許取得)、レベリング栽培法(特許取得)、1本残し剪定法、(特許取得)、少量培地栽培法この4技術において会員に解りやすく理解していただく為にビデオの作成を先回お願いいたして今回その出来栄えについて検討1本残し剪定法、レベリング栽培法に於いてはほぼ完成状態にあります。ハイラック栽培法、少量培地栽培法に於いてはもう少し時間が必要との事でありました。

 

9月25日(土)

伊勢地区ばら生産者見学

藤原  誠氏 藤原 憲之氏 大西  修氏 大仲 正人氏 大仲 弘紀氏

5名の農場を視察させて頂きました。各農場とも「1本残し剪定法」を基本に見事なまでに管理されていました。以下に写真を掲載いたします。

1本残し剪定法による9月25日の状態

9月20日の敬老の日にLサイズのばらを出荷した後の様子です。

元から剪定するため樹勢はとても良く新植のようでした。細やか管理で隅々まで手が行き届いていました。

中央の写真は、オアシス培地による栽培です。

右の写真は、生酸素の供給システムです。

両氏ともよく管理されていました。