平成15年度 第2回理事会報告 |
とき |
12月5日(金)13時〜6日(土)12時まで |
ところ |
京都タワーホテル |
会長あいさつ |
冷夏、9月の例年にない残暑10月、11月の天候不順と栽培農家にとって最悪の気象条件の中苦慮されているところと思います。単価においても10、11月と低迷しこのところ赤バラのみの動きだけが感じられるところです。欲しい時に欲しいだけの出荷の難しさを実感させられるところです。
11月に行われた第34回研究大会において400余名の出席を得ました事、講演内容においても活発な意見を得て会員の熱意のふかさを感じました。花卉園芸新聞の一面にて紹介されました。静岡県の実行委員会には、心より感謝申し上げます。
ばらは、万民に受ける商材であります。消費宣伝として日ばら、もいろいろ行事を行っています。その一つが、品評会です。最高級のバラと品種の豊富さを消費者にアピールする最大の場所と考えます。これからも、一人一人の最高級もバラにおいて自己表現と御協力をお願いいたします。
2日間の日程の中、協議事項の検討をよろしくお願いいたします。
|
協議事項 |
1日目 |
第47回日本ばら切花品評会の開催いついて |
開催要領については、昨年に準ずる。
●和歌山県を主催県として近畿5県(和歌山、滋賀、三重、奈良、京都)にて開催する。(昨年の主催県は、滋賀県)
会期 平成16年4月7日(水)〜13日(火)
会場 大阪高島屋 7階催事場
協議の中この様な意見が出ました。
・品評会において会期が長すぎるので検討の余地がある。
・関西での品評会は、初めてなので来客者の関心がたかかった。
・オールドローズの品種展示は、大変好評だった。
・関西地区では、初めての品評会なので生産者(特に関西地区)においてもレベルの高さ、品質の高さに注目を集めた。
・首都圏だけでなく要望があれば全国各地で行って欲しい。
|
第34回日本ばら切花研究大会静岡大会について |
静岡県の東部地区支部長の芹沢さんより「参加人数も425名、講演内容も充実していて各県の御協力に感謝いたしますとのあいさつをいただきました。」 |
第35回日本ばら切花研究大会青森大会について |
会期 |
平成16年10月29日(金)〜30日(土) |
会場 |
青森県八戸市 |
講演テーマの検討 |
敵地、適作
元気の良いオランダの生産者
心の深い品種 |
|
大矢賞候補者の推薦について |
・2月の支部長会までに各県支部にて候補者の検討をお願いいたします。 |
会計中間報告 |
一般会計 |
会計より現状の収支状態の報告 |
チャリティー精算報告 |
収入の部 |
東日本、横浜、西日本、九州天神 |
1,966,559円 |
支出の部 |
装飾、資材、Vパック、ポスター等々 |
1,264,781円 |
差し引き |
NHK厚生文化事業団寄付 |
701,778円 |
|
品評会決算 |
品評会の予算オーバーについて |
・関東からの架台の輸送
・会期中(例年に比べ長い)の出役
・装飾花の買い上げ(色指定の部分)
・今期は、主催県を含め5県と検討を重ね予算内に収める
|
|
会費納入状況 |
・現在2支部未納、支部の決算時期のちがいにて年内納入予定
・協力会員においては12月の会報発行と平行して納入して頂く
|
NHK厚生事業団への寄付金 |
チャリティー精算報告に示した様に701,778円を12月22日に会長がNHKに寄付いたします。
会員の御協力ありがとうございました。 |
|
ばら苗自家増殖・改植の履行について |
・周知のごとく第一園芸の品種において1000本購入したら日ばらを通じて自家増殖を認めます。
・不信な点ありましたら日ばら事務局まで問い合わせて下さい。
これからも会員にメリットのあるよう交渉を続けますので無断増殖等の倫理に反する事はしない様心掛けて下さい。
|
その他 |
行事予定について |
これからの行事予定について事務局より説明 |
再入会する場合の入会金について |
総会の時再入会の入会金は、5000円、そもままの10000円等、意見がありました。
執行部にて検討したところ10000円と決定しました。 |
|
2日目 |
各委員会開催 |
消費対策委員会 |
|
父の日について |
・花の大きい品種が多くなりVパックが小さく見えるようになってきたので来年出荷表でチェックを行いVパックの見直しを検討する。 |
・売り方の工夫をしてはどうか 今までのようなパック売りでは安売り品に見えてしまう。 |
・福岡では、アレンジ 愛媛では、セロハンで包装をし生産者名を入れている。 |
・スプレーバラの人気が高い。 |
いい夫婦の日について |
父の日に変わる消費宣伝という事で行った事業の一つなのですが以下のような問題点が出ました。
ア |
・新鮮なバラが消費者に届いていない。
・当日の朝まで水上げされていない
|
イ |
キャップの中に延命剤が入っていない。 |
ウ |
・束数を考慮する。
・初めてという事もあり関心度が低かった。
・マスコミとのタイアップではあったが消費者まで伝わってなかった。 |
エ |
・もっと大きな看板が欲しかった。 |
オ |
・女性のアルバイトがほしい。 |
カ |
・寄付金が少なかった。 |
以上の問題点から来年もチャリティーを行うのであれば考慮する点が多々あるような結果でした。
来年2月の支部長会議にてフジテレビと再検討を行う。 |
|
|
|
組織経営委員会 |
|
経営アンケートについて |
各支部単位の集計(希望のある県のみ配布) |
・6ブロック(九州、中国四国、近畿、東海北陸、関東、長野東北北海道)にて集計
・ロックウール、土耕の差の分析
|
新技術の普及の方法 |
ハイラック、一本残し剪定法(特許出願中)、少量培地栽培法、レベリング法(特許取得)この4技術においてビデオの作成、時間を決めて直接電話応対、視察等を検討中です。 |
農薬に関する事項 |
・今年のダニ対策は、例年になく皆さん苦慮されているようです。
ダニ剤のペンタックにおいて抵抗性がつきにくく、バラ、カーネーションに登録が降りています。 そこで、現在100gの小袋を一`単位にして価格の見直しを交渉しているところです。 |
|
会報委員会 |
会報(51号)を12月20日めどに発刊予定です。
・7月25、26日編集会議
・11月26日校正会議
・新規に6支部のたよりをのせました。
・滋賀県の大井 武さんのご好意により少量培地耕の特集を組みました。
・これからポスターの作製、キャッチコピー等の検討に入ります。
・日ばらニュースの発刊は、7月の総会後、総会の内容を掲載予定
|
支部報告 |
・ロックウールと土耕栽培の差があり話題に苦慮している。
・技術の交流会をもうけて産地視察を行っている。
・婦人部の交流を心がけている。
・資材の情報を全国より集めたい。
・現地研修会を行っている。
・支部活動として特に行っていない。(花卉連のバラ部会として活動)
・県外視察を定期に行っている。
・8割近くが、ロックウール栽培なので講師を招いて研修会をおこなっている。
・施設の老朽化問題に苦慮している。
・チャリティー事業に地元のメディアを利用している。
|
|