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「多様化する消費者ニーズにどう対応するか」
講師 法政大学経営学部教授 小川 孔輔(JFMA会長)
多様化する消費者ニーズと言われているが消費者ニーズが無限にあるわけでわなく区分してみると2〜3に分けられる。その消費者ニーズも花に関しては、花屋、生産者、関係機関によって創られています。現在、元気の良い花屋さんは、他産業からの参入の方たち多いです。斬新なアイデヤの元、常に消費者に好まれる商品を提供できる事が必要ではないでしょうか。 |
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「日本の花卸売市場とフローリストの最新動向」
講師 大田市場花き事業協同組合理事長 川原 常光
ばらは、生物なので最後まで咲ききる花を提供して頂きたい。生産、市場、小売店と、ばらが流通する中で細心の心づかいの元に消費者までお届けしたい。現在、生産現場と小売店との交流が殆どなく市場を介してのみの交流です。これからは、生産者と花屋との直接交流が不可欠ではないでしょうか。 |
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「バラの新しい流通・販売 −生産者の事例から−」
1.バケット輸送による品質保証
講師 JA大井川(静岡県) 花卉センター長 近藤 泰次
大きな生産地ではないのでバラを主体に他の4部会の考えを統合のうえ販促に対応してきました。高品質に重きをおく生産でなく将来のホームユースに重きをおいて対応するバケット流通に踏み切りました。
バラにおいての栽培管理(土壌分析、残留農薬、栽培履歴等々)、ベントネック、鮮度保持に特に留意して生産マニュアルの作成をしました。生産現場においては徹底して管理を心がけています。
これからは、市場、花屋さんとのコニュニケーションを重視して対応していきたいと思います。
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2.都市近郊における直売戦略
講師 神奈川県 神部 喜治
バラを栽培して30年が過ぎましたバラ栽培においては皆様と同じように栽培、販売、品種選定、器具設備等々苦労が絶えませんでした。平成8年より地の利(都市近郊)を生かして妻が直売を始めました。この8年で5倍の生長をとげ売上の6〜7割を占めるようになりました。
私もモットーは、次のとおりです。
Place(場所)price(価格)Presentation(品揃え) promotion(消費宣伝)
これからも、お客さんに満足頂けるバラを栽培し花の持つ癒しの心も大切にしたいと思います。
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1日目の総括 |
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生産者サイドにおいては、栽培、出荷調整、輸送、品質管理、等々のマニュアルを作成て徹底した管理体制の見直しが必要とされる。その上で直接消費者に接している花屋さんとのコミュニケーションを持ちつづける必要がしてきされました。都市近郊等の条件を満たした生産者には、直売の方向も一つの手立てとして経営に取り入れていく必要もあるのではないか |